何を研究するか

評価が伴わない申請書は大きく3つのパターンにわかれます。

どんなに文章がうまい人でも、研究する価値が著しく低いテーマでは高い評価は望めません。素晴らしい研究テーマは素晴らしい申請書の第一歩です。いきなり申請書を書き始めるのではなく、十分な準備をして申請書に臨んでください。

  1. そもそも研究する価値があると思えない(何を研究するか
    制度の概要
    申請書を書く前の心構え
    研究テーマの生みだし方
    申請書の構成と作文技術
  2. 適切な場所に適切な内容が書かれておらず理解不能(何をどこに書くか
  3. 表現やデザインが不適当で読みづらく、魅力に欠ける(どう見せるのか

何を研究するか

研究の基本パターン(問題解決型 vs. 価値創造型)

研究には色々なパターンがあります。 問題解決型の研究 問題解決型の研究とは、ある具体的な問題点(弊害、デメリット)の解決を目指すタイプの研究で、1を10にするような研究です。例えば、次のようなタイプの研究です。 ごみ処理時のダイオキシンが公...
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論理的な文章とはどんなものか

申請書をわかりやすく書き、主張をしっかりと審査員に伝えるためには論理的であることが求められます。では、どういった文章が論理的なのでしょうか? 論点の明確化 研究の目的を明確にし、具体的にどのように問題に取り組むのかを定義しましょう。よくある...
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なぜ申請書を書かねばならないのか

申請書の重要性 私たち研究者や研究者を目指す人たちの究極のゴールは、真理の発見や人類の知の進歩、科学を通じて世の中を良くすることです。もしかしたら、ノーベル賞などの受賞により社会的名声を得たい人もいるでしょう。 いずれにせよ、こうした目的を...
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審査員に申請書を読んでもらい、理解してもらうための心構え

私たちが魂を込めて書く申請書を読み・評価するのは審査員です。しかし、研究の世界においてプロの審査員は存在せず、ほとんどは私たちと同じ研究者です。当然、審査員もまた申請書を書かねばなりませんし、研究や授業、会議などすべき仕事は山ほどあります。...
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少しの努力で大きな成果を出すコツ

申請書を書かないといけないとわかっているのに、「急に気持ちが重くなり手が止まる人」、「書くことに苦手意識があり、何をどうかけばよいのかわからない人」は、具体的にどこから手を付けていいのかわからず挫折してしまっているように思います。 とくに申...
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申請書を書くことのメリット・デメリット

メリット 研究が前に進む ほとんどはこれに尽きます。研究費が無いと始まりません。やりたい研究を前に進めるためにも積極的に研究費を獲得しましょう。 買いにくいものが買える 科研費の場合、購入できる物品に制約がかかる場合があります。民間財団の助...
何を研究するか

何を具体的に書くべきか・何を省略すべきか

申請書は審査員を説得し、あなたの提案を受け入れてもらうための文章です。そのためには、審査員が求めていることを書き、求められていないことを書かないことが重要です。 具体的に書くべき内容 問題点 何かについて新しく研究しようとしているのですから...
何を研究するか

この2つに気をつければグッとわかりやすくなる

申請書の構成は気を付けるべきポイントが数多くありますが、2つのポイントに気を付けるだけでグッとわかりやすくなります。 聞かれていることだけに答える こんなのは当然と思うかもしれませんが、実際には、初稿の段階では聞かれていること以外を長々と書...
何を研究するか

どうすれば作文技術が向上するか

作文技術に関する本は数多く出版されています。短い文が良い、主述は一致させるなど、表面的なテクニックについては、いくらでも解説できますが、それが作文技術の本質的な向上につながるか?と言われれば、そうではないと言わざるを得ません。 良い文章のパ...
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