エフォート、研究課題名 2023.07.082023.12.14 実際のところ、エフォートや研究課題名は直接の審査項目ではないので、何をどう書いてもそれほど問題にはなりません。しかし、こうした方が良いという具体的な情報が少ないこともあり、気にする人が多いポイントでもあります。 ポイント 研究課題名は、何をしたい研究なのかがわかるように丁寧に(文字数制限の上限近くまで)書くことがポイントです。エフォートは多すぎても特にメリットはありませんので、必要最低限の分量で良いでしょう。 審査区分の選び方科研費の審査区分表と学振の審査区分表は微妙に異なっていますが、大枠の考え方は同じであり、 審査員が審査可能な申請書をまとめるため 分野間で採択率の方よりが起きにくくするため です。そもそもが審査の公平性を担保するための措置ですから、特定の区... エフォートの基本的な考え方エフォート(effort)は「努力・尽力」を意味する英語に由来していますが、研究の世界では以下のように定義されています。 研究者の全仕事時間100%に対する当該研究の実施に必要とする時間の配分割合(%) *「全仕事時間」とは研究活動の時間の... 必要なエフォートの目安(エフォートは後で減らせる)e-rad内に「エフォートの管理」タブがあり、そこでエフォートの修正申請を行うことができます。この機能の意味を考えると、エフォートの合計値が100%を超えないように後からであっても調節することが可能であるということです。 ではどういった場合... エフォートに関するよくある質問Q「5.実施方法(2)エフォートの決定方法」において、「エフォートは、5%から100%までの5%刻みの20段階で設定することを可能とする。」とあるが、1%刻みや3%刻み等で研究者のエフォート管理を行うことはできないのか。A 研究機関において... 研究課題名のつけ方研究課題名を気にする人は多いですが、実際にはそこまで重要ではありません。 研究課題名は評価項目には含まれていない 研究課題名は、わかりやすく、大まかな研究内容がつかみやすく、キャッチ―なものが良いに決まっていますが、公開されている科研費や学... #科研費のコツ104 申請額の謙虚さは評価されない研究費を少なめに申請する方がいます。予算枠の余りに滑り込める可能性が高いからという考えかもしれませんが、採否にほとんど関係ありません。大多数の人は満額申請ですので、あなたも同じで良いのです。減らされるときも一律ですし… #科研費のコツ 10...