申請書を書こうと決めた後にすぐにすべきことは、募集要項のチェックです。以下にチェック時のポイントを挙げます。

締切日

募集要項には締切日が明記されています。申請書の提出期限を確認し、遅延しないようにしましょう。

締め切りに余裕があるからと、のんびり構えていると最終的な完成度を高める余裕がなくなります。なるべく早く手を付けることをお勧めします。申請書作成のスケジュール感については以下を参考にしてください。

必要書類

募集要項には提出する必要のある書類が記載されています。必要書類の一覧を確認し、不足しないようにしましょう。

所属機関の公印が必要であったり、する場合には申請書の締め切りとは別に学内の締め切りが設定されています。

ポイント

申請書を印刷して提出する場合には真っ白な上質を使うようにしましょう。高いものでもないので、自腹で購入しても知れています。黒いインクとのコントラストが高いため、はっきりとした印象になりますし、本気度もアピールできます。

応募資格

募集要項には応募資格が明示されています。自分が条件を満たしているかどうかを確認し、応募可能かを確認しましょう。

特に年齢・学位取得後の年数の制限は引っかかりがちです。裏を返せば、制限がきつければきついほどライバルも少ないので、いますぐに応募する予定がなくても、主要な助成金については一通り年齢制限を把握しておき、そこから逆算して何度か挑戦できるようにしておくと取りこぼしが少なくなります。

提出方法

申請書を提出する方法が募集要項に明記されています。郵送やオンライン提出など、正しい手続きを取るようにしましょう。

とくに郵送の場合は必着なのか消印有効なのかで変わってきますので、しっかりと確認したうえで、余裕をもって応募するようにしましょう。

ポイント

教員公募書類については簡易書留一択です。簡易書留かどうかで常識を測る先生もおり(通常は事務の方が対応するので、関係ないのですが)、まあまあ高くついてしまいますが、無用なリスクを負わないという意味でも簡易書留で出すようにしましょう。