どう見せるのか

どう見せるのか

行頭・行末を調節する

行末を調整する 文字間は通常ほとんど設定する必要がありませんが、行末の単語を調整する時に必要になってきます。 例えば次の文章を読み比べてください。 一瞬、本来の意図とは異なる解釈をされてしまう例 意図した通りに理解してもらえる例 上の例のよ...
どう見せるのか

修飾語

修飾語の語順は非常に重要です。順番によっては読みやすさ(認知容易性)が大きく変わってしまいます。なるべく自然に読める順にすることが大原則です。細かな修飾語のルールは他の本やサイトに譲るおとして、ここでは基本となる4つのルールについてのみ紹介...
どう見せるのか

申請書のチェックリスト

見直すと言っても何をチェックすれば良いのかわからないという方のためにチェックリストを設けました。あくまでも一例です。 1.すばやく伝わる構成になっているか? □ 伝えるべき重要ポイントに落ちはないか?□ 適当な段落に分かれているか?□ 文章...
どう見せるのか

研究計画は「3」を意識する

「研究計画」などでは小見出しを立てて、ひとつずつ説明していきます。その時は、3つを基本としましょう。これはマジックナンバー3としてもよく知られています。 2つは少なすぎるし、4つは多すぎる 研究計画が2つだと、一つ失敗すると半分も計画が失敗...
どう見せるのか

図の挿入位置と大きさ

印象的な申請書に図表などは欠かせませんがサイズや挿入位置がバラバラだと統一感が生まれません。なるべく統一したルールのもとで図表を扱いましょう。 図のサイズは基本的には2種類です 横幅が33%~40%程度の図 図の横幅は申請書の幅の1/3~2...
どう見せるのか

揃える

美しさの基本は揃えられるところを全て揃えることです。見た目に統一感が生まれると、そこに意識が向かないようになります。赤いリンゴの中に緑色のリンゴが一つだけ混じっていたら、気になりますよね。しかし、赤と緑の違いが申請者が伝えたいメッセージでは...
どう見せるのか

文献の引用スタイル

申請書中で文献を引用することで、独りよがりの研究ではなく過去の研究に基づいた研究提案であることを印象づけられますし、申請者ら自身の文献を引用すれば、この分野での貢献をアピールすることができます。このため、文献は多すぎて本文の読みやすさに影響...
どう見せるのか

フリーフォント

学振や科研費の申請書に使える基本のフォントは以下の通りです。 Mac ヒラギノ角ゴシック、ヒラギノ明朝、游ゴシック体、游明朝体、Times New Roman, Helvetica Neue Windows 游ゴシック(游ゴシックMediu...
どう見せるのか

フォントの過剰修飾はお勧めしない

「審査員にアピールするために目立たせるべし」みたいなアドバイスが溢れていますが、やりすぎは読みにくくするだけです。特にフォントの過剰な装飾は、申請書を劇的に読みにくくします。 フォントの過剰な装飾は読みにくい 太字・Italic・アンダーラ...