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何をどこに書くか

「研究のアイデアとその根拠」の書き方

背景において「研究のアイデアとその根拠」は書かない場合もあり、必須ではありません。たとえば科研費などでは「着想の経緯」と内容が重複しがちになりますので、5,6,7で問題を指摘しその重要性を示してそれを「問い」としてしまうことも可能です。 背...
何をどこに書くか

「研究の準備状況」の書き方

研究の準備状況とは、本研究を進めるための準備がどれくらい整っているか、研究スタート時にどれくらい整っていそうかを書くための欄です。たくさん書く必要はなく「準備ができている、問題ない」と手短に答える一択です。 ポイント 研究目的、研究計画など...
何を研究するか

申請書を書くことのメリット・デメリット

メリット 研究が前に進む ほとんどはこれに尽きます。研究費が無いと始まりません。やりたい研究を前に進めるためにも積極的に研究費を獲得しましょう。 買いにくいものが買える 科研費の場合、購入できる物品に制約がかかる場合があります。民間財団の助...
どう見せるのか

申請書のチェックリスト

見直すと言っても何をチェックすれば良いのかわからないという方のためにチェックリストを設けました。あくまでも一例です。 1.すばやく伝わる構成になっているか? □ 伝えるべき重要ポイントに落ちはないか?□ 適当な段落に分かれているか?□ 文章...
どう見せるのか

研究計画は「3」を意識する

「研究計画」などでは小見出しを立てて、ひとつずつ説明していきます。その時は、3つを基本としましょう。これはマジックナンバー3としてもよく知られています。 2つは少なすぎるし、4つは多すぎる 研究計画が2つだと、一つ失敗すると半分も計画が失敗...
どう見せるのか

文献の引用スタイル

申請書中で文献を引用することで、独りよがりの研究ではなく過去の研究に基づいた研究提案であることを印象づけられますし、申請者ら自身の文献を引用すれば、この分野での貢献をアピールすることができます。このため、文献は多すぎて本文の読みやすさに影響...
どう見せるのか

揃える

美しさの基本は揃えられるところを全て揃えることです。見た目に統一感が生まれると、そこに意識が向かないようになります。赤いリンゴの中に緑色のリンゴが一つだけ混じっていたら、気になりますよね。しかし、赤と緑の違いが申請者が伝えたいメッセージでは...
どう見せるのか

図の挿入位置と大きさ

印象的な申請書に図表などは欠かせませんがサイズや挿入位置がバラバラだと統一感が生まれません。なるべく統一したルールのもとで図表を扱いましょう。 図のサイズは基本的には2種類です 横幅が33%~40%程度の図 図の横幅は申請書の幅の1/3~2...
どう見せるのか

わかりやすい図とは

申請書を読む審査員は分野外の人です。そのため、文章だけよりも図があった方が理解しやすいですし、わかりにくい図よりもわかりやすい図の方が内容を理解する助けになります。 申請書では、「図を入れてもよい」のような注意書きになっていることもあります...