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#科研費のコツ

#科研費のコツ35 研究の独創性の考えかた

研究の独創性に苦労する方は非常に多いです。「同じ課題のライバルがいたとして『その人ではなく、あなたが』この研究を遂行するのにふさわしいと言える根拠を教えて下さい。」と考えれば、わかりやすいでしょうか。 #科研費のコツ 35独自性にはいろいろ...
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#科研費のコツ34 研究のアイデアには根拠が必要

新しいアイデアは「研究の独自性」の重要な要素ですが、 「〇〇〇すれば良いと考えた」と主張するためには根拠が必要です。 根拠が無い主張は 「星に祈れば良いと考えた」と同レベルであり、説得力に欠けます。 #科研費のコツ 34新しいアイデアは研究...
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#科研費のコツ33 「位置づけ」に迷ったら

おめでとう!あなたの研究は受賞し、いまから司会者が、あなたの業績を紹介してくれます。 「この〇〇〇氏の研究から〇〇〇が明らかになり、△△△につながりました。それでは、受賞講演をお願いします!」 この際の△△△に該当するものが「位置づけ」です...
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#科研費のコツ32 この研究はどんな研究であるかを明確にする

「研究の位置づけ」はうまく書けない人が多い箇所で、特に特色や独自性、研究目的と混同されるケースがよく見られます。 「研究の位置づけ」とは「この研究はこんな研究だ」と自ら定義することであり、国内外の他の研究と比較した時の本研究の立ち位置です。...
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#科研費のコツ31 今=弊害、あなたが=独自性、扱う理由=意義 を明確に

申請者が「私はこの研究をするのだ」と主張し、それを審査員に納得してもらうためには根拠が必要です。この際に、研究の重要性だけを主張するのは得策ではありません。いま、あなたが、その研究を扱わねばならない理由が伴わないと審査員を説得できません。 ...
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#科研費のコツ30 国内外の関連研究はない?

以下のように、これまでの研究を無視するような記述は推奨しません。視点を広くすれば必ず関係する研究はあるはずです。独りよがりの申請書と判断されないように関連研究は必ず調べておくようにしましょう。 これまで、本研究に関連した研究はまったく行われ...
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#科研費のコツ29 トートロジーは危険

小泉構文「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている。」は典型的な同義語反復ですが、ここまであからさまではないにしても申請書において同義語反復はよく見られます。こうした例は文字数の割に内容が薄く、審査員...
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#科研費のコツ28 着想の経緯

「散歩をしていたら思いついた」と言う方がいますが、ピントがずれています。 着想の経緯では、思いついたきっかけではなく、なぜその問題を、いま、あなたが取り組む必要があるのか、 なぜその方法なら(他の方法より)うまくいくと考えられるかを説明して...
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#科研費のコツ27 扱う問題が「重要な」未解決問題であることを示す

「〇〇〇は研究されてこなかったので、本研究は独自である」のようなロジックを見ますが、〇〇〇に「青い目玉焼きが健康に与える影響」を入れてみると?? 未解決であることは、重要性や価値を担保するものではないことに注意!! #科研費のコツ 27「〇...