「研究の創造性」の書き方にもあるように、創造性=展望であり、
- 当該研究領域
- 周辺関連領域
- 社会
という3つの観点から研究の展望を書くようにします。
#科研費のコツ 58
— 科研費.com (@kakenhi_com) February 27, 2024
創造性は、かつての「研究のインパクト、波及効果」に相当します(こっちの方がわかりやすい…)
具体的には
1⃣ 当該研究領域に対するインパクト
2⃣ 周辺関連領域にへの波及効果
3⃣ 社会に対するメリット
と対象ごとにポイントを絞って書くと良いです。https://t.co/sJ87Ud5ssE pic.twitter.com/bsvXlC9aQy
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「研究の創造性」の書き方の補足
「研究の創造性」の書き方において、研究の展望を3つの観点から記述することは重要です(ただし全てを書く余裕が無いこともおおいので、1つか2つの観点について)。これらの観点は、研究の影響力や重要性を明確に示すために役立ちます。以下に、それぞれの観点についての説明をします。
1. 当該研究領域における展望
- 内容:研究が直接関連する学術分野におけるその影響や貢献を説明します。
- 重要性:この部分では、研究がその学問領域に新しい理論、方法論、知見をもたらすこと、あるいは現在ある知識のギャップを埋めうることを強調します。
- 例:「本研究は、生物学における遺伝子編集技術の理解を深め、新たな研究手法を提供することにより、分野全体の進展に寄与します。」
2. 周辺関連領域における展望
- 内容:研究が他の関連分野に及ぼす影響を考察します。
- 重要性:異なる分野への応用可能性や、多分野間の連携を通じて生じる新たな発見の可能性を示します。
- 例:「この研究成果は、医療や薬学の分野においても応用され、新しい治療法の開発に役立つ可能性があります。」
3. 社会における展望
- 内容:研究が社会全体に及ぼす影響や利益を述べます。
- 重要性:科学的な知見が実社会でどのように応用され、社会的な課題の解決に寄与するかを強調します。
- 例:「本研究によって開発される新技術は、環境保全や資源管理といった社会的課題の解決に貢献し、より持続可能な未来への道を開くことが期待されます。」
「研究の創造性」を記述する際には、これらの観点を組み合わせて、研究が学術界、関連分野、そして社会に与える影響の全体像を描くことが重要です。これにより、研究の深さと広がり、そしてその重要性を効果的に伝えることができます。