どんなに文章が上手な人でも、一回では良い申請書を書き上げられません。申請書を書いている最中はもちろん、書き上げたあとも推敲を繰り返すことで、申請書全体での論の一貫性や細かい間違いなどを改善し、完成度を高めていきます。

また、一度で全ては直せません。直しては全体を読んで、また直すといった作業になります。途中で一つのアイデアに固執してしまったり、煮詰まったりするので、申請書を寝かせることも必要でしょう。遅くとも締切の2週間前までを目処に推敲作業を始め、最低でも6−7回程度推敲を繰り返すと完成度はグッと上がり、好印象の申請書となります。

ポイント

手直しは、慣れた人だと1回で50%くらいずつ改善していくイメージです。つまり、99%超の完成度を達成するためには6回ほど推敲を繰り返す必要があるということです。
(注意 書籍版では見直しによる一時的な完成度の低下も考慮しています。)

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