研究をするための最低要件(研究環境、人権の保護等法令の遵守)や研究を遂行する人物の研究遂行能力(研究遂行能力、自己評価、推薦書)の観点から申請書を評価するためのパートです。多くの申請書はそれほど決定的な差がありません。異なる研究テーマの優劣を比較することは「りんごとコーヒーのどちらが美味しいか」のような話であり、困難な作業です。その一方で、研究遂行能力(業績)や推薦書などは比較的比較しやすく、採否を決めるうえでのポイントになったりもします。

ポイント

申請書を書く段階では研究遂行能力の内容を新たに付け足すことは困難ですが、見せ方を工夫することは可能です。業績がないからと余白を残したまま出すのではなく、「業績」の範囲をなるべく広くとらえて、極力余白を埋めるようにします。