いきなり完璧に仕上げることはできません。文豪ですら推敲します。締切は先だからと後回しにせず、まずは最後まで書きあげて下さい。
その後、誰かに見てもらうか、時間をおいて自分で読み直してみると、全然伝わらないことに気づきます。そこからがスタートです。
#科研費のコツ 107
— 科研費.com (@kakenhi_com) April 17, 2024
文豪ですら、推敲するのです。私たちが、一回で素晴らしい文章を書くのはまず不可能です。
見直し・推敲の時間を十分に確保するためにも早くから取り掛かりましょう。今ですよ!https://t.co/XfEEkNnElC pic.twitter.com/zZIbhkcptV
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ヒント:小文字のLではなく1です。
夜中に書いた手紙や日記、小説などを翌朝読み直すと、よくもまあこんなに恥ずかしいことを書けたもんだと感じた経験は誰しもがあると思います。また、あれだけ推敲して校正までしたのに、出版後に論文にミスを見つけた経験がある人も多いのではないでしょうか。文豪が推敲した原稿が残っているように、文章のプロですら何度も書き直しているのですから、私たちが申請書を1回で完璧に仕上げることは不可能です。
時間を書けて推敲し、途中で思考をリセットするためにクールタイムを設けたり…と何度も見直すための時間が必要です。完成した原稿を他人に読んでもらうのであれば、そのための時間も十分にとる必要があります。そうなってくると最も不足しがちなのが時間であり、早ければ早いほど有利になります。なるべく早くから取り掛かりましょう。
指導教員や共同研究者など、他の人とやりとりしながら申請書を書く場合は、100%の完成を目指すことは意味がないばかりか、時間を浪費するという点で害悪です。この場合に大切なのは申請書の方向性のすり合わせであり、60%-80%の完成度あるいはそれ以下であっても良いので、細かくやりとりした方がお互いが納得できる申請書になるはずです(速さは全てに優先する)。