シンプルに書くことは大切ですが、
上記の例のように、 内容を削りすぎると
- 関係って具体的に何と何のどういった関係?
- 具体的に何をどうする?
- どのような結果になれば「関係を明らかにした」ことになるの?
と言える? のように何も伝わりません。結果として、具体的に何をどうするものなのかが審査員に伝わりません。
#科研費のコツ 50
— 科研費.com (@kakenhi_com) February 19, 2024
シンプルに書き、審査員が理解すべき内容を減らすのが申請書のコツです。
しかし、あまりにもシンプルにしすぎると、価値や意義を審査員にアピールできません。
具体的にどのような研究をするつもりかのイメージがわく程度には具体的に書きましょう。
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文章がシンプルであることと、文章が具体的であることは必ずしも相反しません。むしろ、良い文章はシンプルである一方で、具体性を持っていることが望ましいです。これは、審査員が簡単に理解できる文章である一方で、複雑なアイデアや情報を具体的な例や詳細を交えて説明することができるという意味です。
シンプルな文章は、冗長さを避け、簡潔でわかりやすい言葉を使うことを指します。一方で、具体性は抽象的な概念やアイデアを実例や詳細な情報を交えて裏付けることです。これにより、審査員は抽象的な概念を具体的な事例や具体的な情報を通して理解しやすくなります。
例えば、「自然環境の保護」をテーマにした文章で、シンプルで具体的な表現を使うと、次のようになります。
このように、シンプルであることと具体的であることは両立でき、むしろ相互補完的な特性と考えることができます。
もちろんですが、複雑で抽象的な文章は救いようがなく、理解しようとすることを脳がやめてしまいます。