「本当に重要な問題であり解決手法も存在しているのであれば、既に誰かが取り組んでいるはずである。未解決のまま残されているのは、それが重要な問題ではないことを意味しているのでは?」 という質問に答える必要があります。
#科研費のコツ 37
— 科研費.com (@kakenhi_com) February 6, 2024
「もし問題が本当に重要で、解決方法もあるなら、すでに誰かが手をつけているはずです。それなのに、まだ解決されていないということは、実はそこまで重要ではないか、誰も解決できない難しすぎる問題なのではないですか?」
という質問に答えてください。https://t.co/nyE9CiUlmR pic.twitter.com/h7bX80YmSP
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なぜ申請者ならそれに取り組めるのか
ここに書いているように、パッと思いつくようなアイデアのほとんどは
- すでに誰かが試している
- 試したが成功しなかったから見えていない
- 研究の価値が低く、試すまでもない
- 研究の価値は高いが、答えを出せる見込みがない
のどれかです。そうではなく、
本研究は高い価値があり、他の人たちにはできないけど、申請者ならギリギリできる
と主張することが重要です。
「他の人たちにはできないけど、申請者ならギリギリできる」と主張するための良い方法は、申請者(ら)だけが先進的な材料や技術を持っているから、申請者らしかこの研究ができないと主張することです。しかし、そうした独自性や優位性、先進性を持っている人はそう多くはありません。そのため、技術や材料を持たない大部分の人にとっては、アイデア勝負であり、他の人たちには思いつけなかったことを申請者は思いついた。と主張することになります。
アイデアの生み方や問題解決の方法を知っておくと便利です。