エフォートは、申請が全て採択されたと仮定したうえでの研究時間の配分率です。そのため、課題が終了した、申請していたものが不採択になった、新たに申請した/採択された、など研究活動の内容が変わればエフォートも変化します。必要に応じてエフォートは適切に管理しましょう。

有料会員へのご招待

科研費.comは基本無料でご利用いただけますが、いくつかのコンテンツは有料会員専用になっています。

科研費.com 有料会員の特典

  • 申請書テンプレートのダウンロード
  • 100以上の#科研費のコツの解説ページへのアクセス
  • 混雑時の優先対応

料金

  • 999円/永年
  • 『ここはこう書け! いちばんわかりやすい科研費申請書の教科書』をご購入の方は有料会員登録の無料クーポンコードを進呈!
書籍の100ページ目の左上から見た時に、最初に登場する英単語〇〇〇〇〇〇(英数小文字)がクーポンコードです。
ヒント:小文字のLではなく1です。
無料会員登録時と同じメールアドレスをご登録ください。
¥999

必要なエフォートの目安(エフォートは後で減らせる)でも説明したように、エフォートは後からでも変更可能です。研究費が採択されてしまった後は比較的変更しやすいので、必要に応じて適切に管理しましょう(エフォートを減らすことがほとんどで、増やそうとする人は少ないでしょう)。

エフォートを修正しても良い根拠

エフォートの修正方法

採択後の課題に登録されているエフォート値を修正するためには、所属研究機関の承認配分機関が受理することが必要です。

詳しくは、(研究者向け)操作マニュアル|府省共通研究開発管理システム(e-Rad)ポータルサイト6. エフォート修正編をご覧ください。

エフォート修正に関するQ&A

Q
採択された課題の情報を修正したいが、どのように操作すればいいですか。
A

<手順>
———————————————-
①「応募/採択課題の各種手続」画面で、「変更申請」の「新規」欄のアイコンをクリック。
②変更申請に当たっての注意事項が表示されるので、内容を確認して「承諾して申請する」をクリック。
③該当箇所を修正し、「入力内容の確認」→「この内容で提出」をクリックして申請が完了。
———————————————-

採択課題の修正方法は、配分機関がe-Radでの変更申請を認めているかどうかにより異なります。
■変更申請を認めている場合
[応募/採択課題一覧]画面の検索結果で該当の採択課題の「申請可能な手続きへ」ボタンをクリックし
次の手順で変更申請の操作を行ってください。

申請後、研究機関での承認と配分機関での受理を経て、修正内容が採択課題に反映されます。
(応募単位が研究機関単位の場合は、研究機関での承認の操作は必要ありません。)

■変更申請を認めていない場合
[応募/採択課題の各種手続]画面で「変更申請」の「新規」ボタンが表示されていない場合は、
研究者/研究機関から変更申請を行うことはできません。
配分機関の担当者までご連絡ください。
(配分機関担当者は、各採択課題の代理修正を行うことが可能です。)

Q
過去年度の課題のエフォートを修正したい。
エフォートを修正したいが、対象の課題が[課題情報一覧(エフォート確認・修正)]に表示されない。
A

過去年度の課題に対するエフォートについても、研究者自身で修正することができます。
研究者自身によるエフォート修正申請の操作手順は次のとおりです。

<操エフォート修正申請の操作手順>
————————————————————————–

1)クイックメニューの「エフォートの修正申請」又はグローバルメニューの「エフォートの管理」>「エフォート修正申請」をクリックする。

2) 修正を行う[課題年度]を選択する。

3) [エフォート値を修正する]ボタンをクリックし、エフォート修正を行う課題の[エフォート(%) – 修正値]を入力する。

4) [入力内容の確認]ボタンをクリックし、修正内容を確認の上、[この内容で申請する]ボタンをクリックする。

 ※エフォート修正の反映には、研究機関事務代表者の承認及び配分機関担当者の受理が必要となります。

Q
エフォート修正の申請内容が採択課題に反映されません。
どうすれば反映されますか。
A

エフォート修正の申請後、採択課題に内容が反映されるには、所属研究機関の事務代表者の承認と配分機関の受理が必要です。
※所属研究機関、配分機関における処理の状況は、それぞれの機関の担当者に直接お問合せください。

Q
エフォート修正の申請内容が採択課題に反映されません。
どうすれば反映されますか。研究者のエフォートを本人以外(事務代表者/事務分担者)が修正することは可能ですか。
A

研究者のエフォートは研究者のみが修正可能です。

所属機関の事務代表者/事務分担者がエフォート修正を行うことはできません。

Q
変更申請の申請時に、「エフォート修正申請中の研究者がいるため申請できない」旨のエラーメッセージが表示され、変更申請できない。
A

当該課題の研究組織に登録された研究者がエフォート修正を申請中の場合、
変更申請を行うことができません。

当該対象者のエフォート修正の申請状況についてはヘルプデスクにお問い合わせください。

<e-Radヘルプデスク問い合わせ先>
 電話番号 0570-057-060
 受付時間 9:00~18:00
  ※土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く

Q
「課題情報一覧(エフォート確認・修正)」の「みなし計上分課題情報」を削除したい。
A

「エフォート一覧」の「みなし計上分課題情報」を削除したい。

「エフォート一覧」画面からは、[みなし計上分課題情報]は削除することはできません。
研究期間が複数年に渡る研究について、継続予定である年度の採択課題が生成されていない場合
(前年度採択課題の交付・配分決定が、配分機関で未処理の場合)に、
前年度のエフォート値が、当年度の分として[みなし計上分課題情報]にみなし計上されます。
このみなし計上分を削除するには以下の操作が必要です。
配分機関担当者又は代表研究者が行う必要がありますので、状況に応じて適宜作業を依頼してください。
<みなし計上分課題情報削除の操作手順>
————————————————————————–

1)当初継続予定であったが、対象の年度には継続しないこととなった場合
 変更申請で研究終了年度を修正する必要があります。
 ※変更申請は、対象課題の研究代表者が行うか、又は配分機関担当者の代理申請により行う必要があります。
2)対象の年度も研究自体は継続するが、対象年度には研究に参加しないこととなった場合
 配分機関担当者において対象の年度まで採択課題を生成した上で、
 変更申請により、研究に参加しないこととなった研究者を、採択課題の「研究組織」から削除する必要があります。
 ※変更申請は、対象課題の研究代表者が行うか、又は配分機関担当者の代理申請により行う必要があります。
 ※採択課題は、配分機関担当者による操作後、生成する課題年度の4月1日に自動生成されます。
(4月2日以降に当年度の採択課題の生成処理を行った場合は、即時生成されます。)
————————————————————————–