印象的な申請書に図表などは欠かせませんがサイズや挿入位置がバラバラだと統一感が生まれません。なるべく統一したルールのもとで図表を扱いましょう。

図のサイズは基本的には2種類です

横幅が33%~40%程度の図

図の横幅は申請書の幅の1/3~2/5が基本です。あまりに横幅が大きいと、本文が短く折り返されしまい、読みづらいです。そのため、本文が短くなりすぎない程度の図の横幅は抑え気味にします。また、図の高さは段落1つ分くらいが理想で、

審査員の視線は左から右、上から下へと動きます。申請書においてメインとなるコンテンツは文章ですので、文章が左、図が右が基本です。絶対ではありませんが、私が見た申請書の9割以上は右側に配置されていました。

また、こうした幅が短い図は行末と図の右端を揃えるよう、申請書の右側に配置します。さらに図の上下端を段落の上下端に揃えるとさらに美しくなります。こうすると図の大きさはある段落の文量によってほぼ決まります。図の幅だけは33-40%程度で調節できるので、そこで揃えるようにします。

横幅が100%の図

図のサイズのもう一つは図を横幅いっぱいに使うタイプの図です。研究計画全体などを示すときや横に長い図が必要な時に便利です。この場合も図の左右端をそれぞれ文章の行頭、行末と揃えます。

横長の図は大きくなりがちなので、このタイプを選択する場合は極力図の高さを抑えるように工夫してください。