応用科学, 自然科学, 農学, 環境科学, 医学, 社会科学
概要 カーボンリサイクル技術のコスト低減等に向けた研究、あるいはカーボンリサイクルの社会実装に向けた課題解決に関する研究等
期間 2025年5月7日~2025年6月6日 (募集終了)
助成財団
カーボンリサイクルファンド(かーぼんりさいくるふぁんど)
研究助成活動(一般公募)
助成詳細
社会的課題を解決するため、CO2(あるいは炭素原⼦や炭素を含む材料)を資源として利⽤するカーボンリサイクル及び関連技術、並びにカーボンリサイクルを実現するための社会科学や制度設計等の分野に関する研究や気候変動対応に資する技術)
研究分野(具体例)
■CO2のリサイクル・利⽤分野
・化学品(オレフィン、BTX、⽣分解性プラスチック製造等)
・燃料(メタネーション、バイオ燃料製造、EOR(⽯油増進回収)利⽤等)
・鉱物化(コンクリート製品、炭酸塩固定等)
・⽣物の活⽤(細菌・バクテリアの活⽤、遺伝⼦操作・品種改良による光合成効率化等)
・CO2吸収源(グリーンカーボン・ブルーカーボン)の利活⽤
・機能性材料(カーボンナノチューブ、グラフェン製造等)
・バイオミメティクス(⼈⼯光合成等)
・カーボンリサイクルに必要なCO2
■分離回収・H2に関連する分野
・⽔素の効率的⽣産(⽔電解技術、⽔素の⽣産を促進する菌等)、効率的なアンモニア合成・分解
・CCS※1、DACCS※2、BECCS※3等に係るCO2の効率的分離回収技術(吸収液・材、分離膜、直接空気回収等)
※1CCS:CarbondioxideCaptureandStorage(CO2回収・貯留)
※2DACCS:DirectAirCapturewithCarbonStorage(直接⼤気回収・貯留)
※3BECCS:Bio-energywithCarbonCaptureandStorage(バイオマスCO2回収・貯留)
■CO2の直接利⽤
・医療分野(炭酸効果活⽤等)
・農林⽔産分野(ビニルハウスによる促成栽培、⼟壌固定、植林・早⽣樹等)
・社会科学等の分野(CO2削減シナリオ、カーボンリサイクル導⼊促進シナリオ、カーボンリサイクル普及に向けた制度設計、CO2の価値付けの検討等)
・炭素資源(プラスチック等)の循環に係る技術
・カーボンリサイクルの価値向上に係る技術(AI/IoT技術によるCO2の⾒える化、CO2を使った⾼付加価値材へ転換等)
・その他(気候変動対応に資する技術等)
金額など
上限は1件あたり1000万円。一般公募枠は10件程度を予定。
(過去の採択の平均助成額は1件当たり約700万円)
応募資格
■一般枠
⼤学や企業、法⼈等の研究者⼜は研究チームとします。応募は所属する⼤学、企業、法⼈等の許可を得た上でご応募ください。研究代表者の国籍は問わず、所属機関は⽇本法⼈とし、カーボンリサイクルファンド会員・⾮会員については問いません。
特に、2050年カーボンニュートラル達成を担う若⼿研究者(40歳以下)の⽅からの応募をお待ちしております。
年齢制限
地域制限
助成期間
その他
応募方法 オンライン
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採択者数データ 740 (80.7%)
採択総額データ 566 (61.7%)
期待値データ 417 (45.5%)
採択率データ 475 (51.8%)
平均配分額データ 565 (61.6%)
充足率データ 563 (61.4%)
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