社会科学, 人文科学 博士可, 修士可
概要 人文・社会科学研究
期間 2025年7月1日~2025年9月16日 (56日)
助成財団
日立財団(ひたちざいだん)
倉田奨励金(人文・社会科学研究部門)
助成詳細
科学技術の進歩がもたらす社会の変容、その背景に潜む複合的な諸問題を人文・社会科学の視点(社会、文学、歴史、哲学、倫理、法制度、経済学、心理学、文化・芸術等)から読み解き、科学技術発展の意味や価値と、社会のあり方を探求する、以下の研究を対象とします。(科学技術を研究の手段として活用するものは対象となりません。)
(1)科学技術の進歩に対し、どのような社会を創りたいと考えるのか、またそれをどのように実現していくのかを、人間を起点とした視点から考察する研究
(2)科学技術の進歩をクリティカルな視点で捉え、人間社会や生活の質への影響について、検証する研究
(3)科学技術の進歩により言語、文化、社会、地理的な境界が薄れ、一層のグローバル化が進む中で、さまざまなヒトやモノの共生を図る社会システムについての研究
(4)その他、申請者が考える高度科学技術社会に通底する人文・社会科学研究
(例示)
・科学技術研究の実装や普及による社会変容を、単なる利便性の面ではなく、さまざまな学問(申請者の専門領域)の視点で読み解くもの。例えば、人間の考え方や行動の変化、歴史的データとの比較、文学、政治、経済、倫理的側面からの考察など。
・科学技術研究で得られた成果や情報をどう利用し、社会に活かしていくのか。必要な法制度、リスク対策、正しい知識を持つための教育やコミュニケーションのあり方、生活面での快適性向上を、人の負担増加を招かないよう適用するための研究。
・科学技術の進歩が人間社会に与える影響についての議論を分析し、問題の構造を明らかにした上で、あるべき社会を考察する研究。
例:AIの社会への浸潤、環境問題、ゲノム医療や感染症の問題、食の安全(代替肉や昆虫食など)
金額など
1件あたり100万円/10件程度
応募資格
1.日本国内の大学及びその附属研究施設、研究機関、高等専門学校に所属する研究者(株式会社に所属する研究者は除く)を対象とし公募制とします。大学院生の応募可。
2.所属機関長(総長・学長、研究科長、学部長、理事長、研究所長、直属の上長等)の推薦書を必要とします。推薦の数に制限はありません。
3.国籍は問いません。ただし日本国内に居住し、研究期間終了まで国内に継続した研究拠点を有する見込みの方に限ります。
4.人文・社会科学研究部門:年齢制限無し。
年齢制限
地域制限
助成期間 3月から1年間
その他 応募者数は自然科学・工学研究部門、人文・社会科学研究部門の合算
応募方法 オンライン
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採択者数データ 740 (81%)
採択総額データ 566 (61.9%)
期待値データ 417 (45.6%)
採択率データ 475 (52%)
平均配分額データ 565 (61.8%)
充足率データ 563 (61.6%)
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