応用科学, 環境科学 ステップアップ・継続
概要 鉄鋼製造に関連する環境保全技術課題に関する研究
期間 2025年4月1日~2025年5月31日 (募集終了)
助成財団
鉄鋼環境基金(てっこうかんきょうききん)
環境助成研究(一般研究助成)
助成詳細
■環境保全技術課題の具体例
(1)地球環境問題
①カーボンニュートラル実現に向けた革新的基盤技術(水素製造・利用含む)
②鉄鋼製造プロセスにおける抜本的な二酸化炭素排出削減技術
③未利用エネルギーの有効活用技術
④地球温暖化に対する適応策(温室効果ガスの吸収・削減含む)
⑤鉄鋼製造プロセスにおける環境汚染物質発生抑制技術
(2)資源循環技術(副産物、廃棄物の利用促進技術・効率的処理技術)
①鉄鋼スラグ(高炉スラグ、転炉スラグ、電気炉スラグ等)の利用技術及び高付加価値化技術
②鉄鋼ダスト、鉄鋼スラッジ、鉄鋼スラグ、廃レンガの減量化、減容化、再利用技術
③プラスチックリサイクルなど循環型社会形成に資する技術
④他産業の副産物及び廃棄物の鉄鋼業への有効利用技術
(3)大気環境保全技術
①光化学オキシダント対策技術・PM2.5対策技術および測定技術・影響評価
②大気環境対策技術の省エネルギー化、低コスト化、高効率化、気候影響
③水銀等重金属類の低減技術
(4)土壌・水質保全技術
①水処理技術の高効率化、排水中重金属等の除去・回収技術および測定技術・影響評価
②土壌・地下水汚染に関する浄化技術および測定技術・影響評価
③閉鎖性海域の環境対策技術
■特に関心のある技術課題(重点課題テーマ)
上記技術課題の中で、現在、鉄鋼関連で特に関心があるのは以下の課題です。
(1)カーボンニュートラル実現に向けた革新的基盤技術(水素製造・利用含む)
例:二酸化炭素回収・固定化、隔離に関する研究、二酸化炭素分離、資源化に関する研究、水素製造、水素利用、再生可能エネルギーの利用、高効率化研究
(2)鉄鋼製造プロセスにおける抜本的な二酸化炭素排出削減技術
例:カーボンニュートラル製鉄に向けた基礎研究、炭素を使わない鉄鉱石還元に関する研究
(3)未利用エネルギーの有効活用技術
例:蓄熱技術、蓄熱利用に関する研究、未利用エネルギーを活用した製鉄プロセスの省エネ
(4)鉄鋼スラグ(高炉スラグ、転炉スラグ、電気炉スラグ等)の利用技術及び高付加価値化技術
例:スラグを用いたコンクリート高品質化技術
(5)プラスチックリサイクルなど循環型社会形成に資する技術
例:プラスチックリサイクルの多様化および高効率化技術
(6)光化学オキシダント対策技術および測定技術・影響評価
例:光化学オキシダント発生機構の研究、対策技術
金額など
(1)助成額全体予算を75百万円とします。
(2)一般研究:1件当たり150万円/年以下とします。2年目の継続研究も150万円/年以下とし、3年目の継続研究は1件当たり100万円/年以下とします。
応募資格
原則として、日本国内にある組織(大学・企業等の法人又は実体のある任意団体)に所属する研究者
年齢制限
地域制限
助成期間 11月から1年間(最大3年間)
その他
応募方法 電子メール
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応募者数データ 482 (53.3%)
採択者数データ 739 (81.7%)
採択総額データ 566 (62.6%)
期待値データ 417 (46.1%)
採択率データ 475 (52.5%)
平均配分額データ 565 (62.5%)
充足率データ 563 (62.3%)
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