倫理・許可の対応表は、必要そうな手続を並べる一覧ではありません。「この活動は、何が完了するまで始めないか」を決め、担当者と証拠を結びつける開始ゲート表です。
手続を知っていても、研究工程へ接続されていなければ抜ける
倫理審査、施設許可、参加者への説明、情報セキュリティ確認、機器設置の安全点検、データ利用条件。複数の確認事項を申請書へ書いていても、募集、設置、取得、解析、公開のどの時点に必要なのかが曖昧なら、実施準備では抜けが生じます。共同研究では、確認先を知っていることと、誰が完了させるかが別問題になります。
本記事では、公共施設の混雑計測センサーを試作する架空例を使います。研究活動ごとに、影響主体、固有リスク、設計上の対応、確認先、担当者、必要文書、申請時期、開始条件、変更時の再確認を一枚へ統合します。人・動物・フィールド・史資料ごとの類型差は09-30へ渡し、ここではどの分野にも使える工程管理の型を完成させます。
読後成果物は、申請書の倫理欄、研究開始前の準備会議、計画変更時の再確認に共通して使える「倫理・許可開始ゲート表」です。
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