国際共同研究、渡航、英語発表を並べた段落は、活動計画としては読めても、本研究が世界の研究へ加える内容を示す段落にはなりません。活動名をいったん研究上の機能へ置き換え、既存研究の到達点から適用範囲までを一続きにすると、同じ事実から研究内容の国際的位置を示せます。
活動の数ではなく、一段落の因果関係を直す
海外機関との連携、現地調査、国際学会、英語論文には、それぞれ実務上の意味があります。ただし、申請書の国際性欄で活動名だけが主語になると、審査員が知りたい「世界の研究で何が未解決か」「本研究が何を追加するか」「他地域でも検討できる形になるか」が後ろへ隠れます。
この記事で扱うのは、国際性の原則全体ではありません。09-21で、本研究が世界の議論へ加える一手を選んだ後、その内容を海外活動の列挙から一段落へ書き換える作業に限定します。完成物は、修正前、修正後、各文の機能を記した注釈付きBefore/Afterです。
修正対象には、申請書内で海外共同研究者、渡航先、発表予定が最も集中している一段落を選びます。複数の欄を同時に直すと、どの変更が効いたのか分からなくなるためです。
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