「仮説を検証する」と書いてあること自体は問題ではありません。問題は、研究後に残る成果物、質を支える証拠、証拠から許される推論、助成期間末の到達点が、その書き方と一致しているかです。
研究タイプはテーマ名では診断できない
同じ「地域言語研究」でも、言語変化の説明を競う研究、話者分布を記述する研究、概念分類を作る研究、検索可能な音声資源を構築する研究では、申請書が厚く示すべき証拠が異なります。題材や手法だけでタイプを決めると、データベース構築が主成果なのに仮説の採否ばかり書く、といった不一致が起こります。
この記事は、研究タイプを確定して原稿を直すところまでは進みません。現在の原稿に不一致があるかを三分で発見し、どの窓から次の修正へ入るかを決める入口です。重く書く箇所の設計は09-15、個別文の書換えは09-16、成果・証拠・到達点表の完成は09-17へ渡します。
この記事で残す成果物
「中心成果物」「品質を支える証拠」「中心推論」「期間末の到達点」の四窓について、原稿の記述、実際の研究、ずれの有無を一行ずつ記した不一致診断票を作ります。
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