研究費の上限だけを見ると、若手研究と基盤研究(C)はどちらも「500万円以下」です。そのため、同じ研究核をどちらへ出すか迷う場面では、金額比較だけでは決まりません。必要なのは、応募できるかという制度上の判定と、本人の証拠がどちらの読み筋に自然につながるかという評価適合の判定を分けることです。

令和9(2027)年度公募要領では、基盤研究(C)は一人または複数の研究者で組織する3〜5年の計画、若手研究は所定の博士取得後年数を満たす研究者が一人で行う2〜5年の計画とされています。両者は小区分・2段階書面審査ですが、対象と研究組織は同じではありません。年度ごとの応募要件や重複制限を先に確認し、その後で文章上の適合を比べます。

この記事を読み終えると、同じ研究核を若手研究版と基盤C版へ仮置きし、どちらが少ない補足で「この人に任せられる」と説明できるかを判定する一枚の比較票が完成します。

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