機関推薦枠では、財団の審査より前に、所属機関が「限られた推薦枠をこの申請に使うか」を判断します。財団向け申請書の要約だけでは、学内の候補同士を比べる材料、開始準備、機関が負う手続や管理責任が不足します。
外部審査と内部選考では、同じ研究を見る質問が違う
財団の審査では、公募趣旨との適合、独創性、計画の具体性、成果の価値などが中心になります。内部選考では、それに加えて、推薦件数の上限、申請者の資格、同一機関内の重複、推薦者の区分、押印・承認、採択後の資金管理、機関として支援可能かが確認されます。
2026年度の財団募集にも、所属機関からの推薦を原則とし、推薦者ごとの件数を定めるものや、所属機関長の推薦と公印を応募条件にするものがあります。ただし、推薦者の範囲や件数は財団、部門、所属組織によって異なります。財団要領と学内募集通知を別々に確認し、どちらか一方の条件で済ませないことが前提です。
この記事では、外部申請書を作り込む前に、内部推薦を判断する一枚説明を完成させます。対象は、学内推薦人数に上限があり、複数候補から順位づけされる可能性がある研究者です。
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