候補制度を調べ始めると、各要領の言葉に引かれて、研究目的まで少しずつ変えてしまいがちです。候補Aでは資料保存、候補Bでは国際共同、候補Cでは地域貢献を中心に書くと、三案のうち何が同じ研究なのか分からなくなります。その状態で比較しても、制度適合ではなく、別々に作った物語の好みを比べるだけです。

種目選択比較表は、助成額、締切、採択率を横に並べる表ではありません。同じ研究の核を動かさずに三つまでの候補へ当て、どの制度なら研究を最も正確な大きさで説明できるか、どこで無理な変形が起きるかを見つけるための表です。

比較前に、候補ごとに書き換えた原稿を並べない

この記事の対象は、応募資格を満たす候補が複数あり、金額と締切以外の選択根拠を一枚にしたい申請者です。先に固定するのは、中心問い、対象、核心操作、完了条件、必須成果物、不可欠な資源です。制度名はまだ書きません。この共通入力を各候補へ同じ順番で当てることで、比較可能性が生まれます。

最新の公募要領では、研究種目やプログラムごとに趣旨、対象、期間、経費、審査方式、応募条件が別に定められています。したがって、表には自分の印象ではなく、応募年度の公式要領から確認した条件と、その条件に研究計画を当てた判断を分けて記録します。

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