「AI」「希少疾患」「地域課題」「新規デバイス」といったテーマ名は、研究内容を表す手掛かりにはなりますが、応募種目を決める根拠にはなりません。種目選択文では、名詞の一致を、中心判定・研究段階・体制・制度目的の対応へ置き換えます。

名称一致の選択は、研究計画を制度名へ寄せてしまう

「革新的だから挑戦的研究」「若手が行うから若手研究」「基盤技術を作るから基盤研究」という説明は、制度名と原稿中の語が似ているだけです。

令和9(2027)年度の公募要領では、挑戦的研究は学術の体系や方向を大きく変革・転換させる潜在性を持つ研究、基盤研究(A・B・C)は独創的・先駆的な研究を格段に発展させる研究計画、若手研究は所定の要件を満たす研究者が一人で行う将来の発展が期待できる研究として、対象と条件が具体的に示されています。

したがって、選択理由はテーマの印象ではなく、研究で何を判定し、現在どこまで準備が進み、期間内にどの範囲を完成させ、誰が判断責任を負うかから書きます。以下では、支援機器研究の架空例を一件だけ使い、名称一致の説明を構造適合へ直します。

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