研究体制の弱点は、共同研究者の人数では診断できません。三分間で見るのは、各研究項目が何を成果物として終わるか、成果物が誰から誰へ渡るか、最終責任がどこにあるか、研究代表者が何を統合判断するかの四点です。最も大きな空白を一つだけ特定します。

共同研究者が多いのに不安に見える体制がある

研究体制欄に、統計解析の専門家、現地調査の協力者、データ基盤の技術者、政策実務者が並んでいると、必要な人材はそろっているように見えます。それでも審査員が不安を感じる場合があります。理由は、誰がいるかは分かっても、研究がどの成果物によって次へ進み、どこで品質を確認し、誰が計画全体を成立させるのか追えないからです。

この記事は体制を完成させるものではありません。三分で最優先の弱点を発見し、次に何を直すべきか決める入口です。必要機能から役割を作る作業は08-03、体制段落の書換えは08-04、受渡しを含む体制図は08-05、メンターの関与範囲は08-06で扱います。ここでは設計へ進む前に、欠けている接続点を一つに絞ります。

このアーカイブはゴールド会員限定です

この記事は、毎年 8月2日 の当日のみ無料公開されます。
本日は対象外の日付のため、アーカイブの閲覧にはゴールド会員への登録が必要です。

所属機関に有料版をおねだりしませんか?