「検討する」「解析する」「明らかにする」が曖昧なのは、動詞が弱いからだけではありません。何を操作し、何を指標として、どの結果ならどう判断し、次にどちらへ進むかが省略されているからです。曖昧動詞を研究中の判断手順へ分解します。
「検討する」を別の動詞へ置き換えるだけでは足りない
研究計画で「影響を検討する」「要因を解析する」「有効性を評価する」と書くと、実施内容が分かったように見えます。しかし審査員には、何を行い、どのデータを得て、どの状態をもって次へ進むのかがまだ見えません。「測定する」「比較する」という具体的な動詞へ替えても、対象と判断が欠ければ同じです。
曖昧さを解くには、文章を作業名ではなく判断の流れへ直します。研究終了時の到達点だけでなく、途中で得られる結果によって方法や対象をどう選び直すかまで書くと、計画が一本道の希望ではなく、観測に応じて進められる設計として伝わります。
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