方法名を置いたら、「何を観測するのか」「その観測がどの問いへ答えるのか」「なぜその方法で観測するのか」を続けます。選定理由は手法の知名度や新しさではなく、必要な証拠との対応で示します。
方法名だけでは、研究上の役割が見えない
研究計画には、申請者が使える手法を示す必要があります。しかし、RNA-seq、質的面接、有限要素解析、アーカイブ調査、衛星画像解析と方法名を並べても、それだけでは計画の論理になりません。同じ方法でも、測る対象と問いが変われば研究上の役割が変わるからです。
審査員が知りたいのは、手法の一般的な説明ではなく、この計画でどの証拠を得るために使うのかです。方法名の後ろに測定対象がなく、結果をどう解釈するかも書かれていなければ、手法を実施できることは伝わっても、研究目的に必要であることは伝わりません。
方法の記述は、「問い→必要な観測→方法→選定理由→結果から返す判断」の順に接続します。すべてを一文に詰め込む必要はありませんが、この鎖のどこかが欠けていないかを確認します。
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