研究項目は、上から順番に実施する作業一覧ではありません。前項の成果がなければ次へ進めない直列、互いに独立して進められる並列、結果によって次の検証を変える分岐を区別します。関係構造を明示すると、順序、停止条件、統合方法が見える計画になります。
研究項目を番号順に並べても、依存関係は伝わらない
研究計画には、研究項目1、研究項目2、研究項目3という順序で方法を書くことがよくあります。しかし、番号が付いているだけでは、項目2が項目1の結果を必要とするのか、両者を同時に進められるのか、項目1の結果によって項目2の内容が変わるのかは分かりません。
この違いは、計画の実現可能性を判断する上で重要です。すべてを直列につなぐと、最初の項目が遅れただけで後続項目も停止します。実際には独立して進められる項目まで順番に並べると、研究期間を有効に使えません。反対に、前段階の結果が必要な項目を並列に書くと、何を使って実験条件や分析対象を決めるのかが不明になります。
研究項目を作った後は、各項目の内容だけでなく、項目間を何が移動するのかを確認します。候補、試料、分類基準、推定値、境界条件など、前項から次項へ渡すものがあるなら直列です。受け渡しがなく独立に答えられるなら並列です。結果によって次の方法や対象を変えるなら分岐です。
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