大きな問いは、研究対象や方法の名前で分割するのではなく、目的へ答えるために必要な判断へ分解します。小問ごとに一つの答えを返し、その答えが大きな問いのどの部分を確定するのかを示すと、方法と到達点が対応します。
大きな問いのままでは、方法を増やしても答えに近づかない
研究目的には、「形成機構を解明する」「地域差が生じる理由を明らかにする」「新しい評価法を確立する」など、大きな問いが置かれます。目的としては妥当でも、そのまま一つの研究項目へ置くと、何を観測した時点で答えが得られたのか判断できません。
そこで、実験、調査、解析といった作業を先に並べるのではなく、大きな問いへ答えるために必要な小さな判断を取り出します。各小問は、研究期間内に証拠を集め、支持・不支持や成立範囲を判断できる大きさにします。
小問への分解ができると、方法は「実施すること」ではなく、その判断に必要な証拠として選べます。研究項目の到達点も、「データを取得する」から「どの説明を残すか」「どの条件を特定するか」へ変わります。
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