申請書の王道は「背景から語る」砂時計型ですが、例外があります。それは審査員が「専門外」の場合です。彼らに背景を説いても響きません。必要なのは、1行目で「何ができるか」を宣言し、脳内に杭を打つ「新聞記事(ヘッドライン)型」の構成です。学術変革や大型予算で有効な、冒頭の一撃で勝負を決める「逆転の構成術」を解説します。

画像案:

  • モチーフ: 「英字新聞のフロントページ」のイラスト。
  • 構成:
    • 最上部に極太のゴシック体で「HEADLINE(結論・インパクト)」と書かれた見出しがある。
    • その下に「Lead(要約・背景)」、「Body(詳細)」と続く逆ピラミッド構造。
    • 対比として、横に小さな「砂時計」を置き、「王道(Standard)」と記載。新聞の方には「戦略的例外(Strategic Exception)」と記載。

これまでの全3回で、アカデミックライティングの王道である「砂時計型(背景→核心→計画)」を解説してきました。基盤研究などの一般的な審査区分では、この型が最強であり、これだけを磨けば間違いありません。

しかし、戦場が学術変革領域研究や学際的分野、あるいは巨額のトップダウン型予算である場合、戦術を変える必要があります。

審査員があなたの分野の常識を共有していない場合、丁寧に背景から語り始めると、「で、結局あなたは何屋さんなの?」と、核心にたどり着く前に飽きられてしまうリスクがあるからです。

今回は、シリーズ番外編として、1行目から結論を叩きつける「ヘッドライン型」の技術を伝授します。

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