「観察することができる」は「観察できる」へ。「重要なものとなった」の「もの」は「発見」や「転換点」へ。形式名詞の「こと」と抽象名詞の「もの」を削るだけで、あなたの文章は驚くほど筋肉質で力強くなります。贅肉をそぎ落としたアスリートのような文体を目指しましょう。

導入:その文章、メタボリックシンドロームになっていませんか?
「本研究は、〜を明らかにすることを目的とするものである。」
「この技術を用いることで、測定することが可能となる。」
自分の申請書を見返してみてください。このような語尾が続いていないでしょうか。
日本語として間違いではありません。しかし、申請書において、これらは文章の贅肉です。
形式名詞である「こと」や、抽象名詞である「もの」を多用すると、文章のリズムが間延びし、論旨がぼやけます。審査員は限られた時間で大量の書類を読みます。無意味な文字数(ノイズ)が増えれば増えるほど、肝心な「中身」が頭に入らなくなります。
求められているのは、贅肉を削ぎ落とし、論理の骨格が浮き彫りになった筋肉質な文章です。今回は、この2つの単語を削るだけで、文章の説得力を劇的に高めるリライト術を伝授します。
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