「もし失敗したら?」の記述がない申請書は、審査員にとって恐怖でしかありません。しかし全ての実験に代替案を書くと自信がないと誤解されます。書くべきは、そこが崩れると全停止する「致命的な一箇所」だけ。ピンチをチャンスに変える、戦略的プランBの書き方を解説します。

導入:審査員は「研究が止まること」を最も恐れる
審査員が研究計画を読む際、脳裏には常に「本当にこの通りにいくのか」という不安があります。特に、独創的で野心的な研究であればあるほど、そのリスクは高まります。
ここで「絶対に成功します」という強気の姿勢のみを貫くのは、自信の表れではなく「リスク管理能力の欠如」と見なされます。一方で、些末な実験すべてに「ダメならこうする」と書いていては、貴重な紙面を浪費し、本当に重要なストーリーがぼやけてしまいます。
重要なのは、「ここがコケたら研究全体が終わる」という致命的なボトルネックを見極め、そこに対してのみ、強固なセーフティネット(プランB)を張ることです。
このアーカイブはゴールド会員限定です
この記事は、毎年 8月5日 の当日のみ無料公開されます。
本日は対象外の日付のため、アーカイブの閲覧にはゴールド会員への登録が必要です。
所属機関に有料版をおねだりしませんか?