参考文献は「答え合わせ」のリストではありません。それは、あなたが「いつの時代を生きているか」を証明するタイムスタンプです。リストの最新年が5年前で止まっていれば、あなたの研究もそこで止まっていると判断されます。審査員に「現役の研究者」と認識させるための、文献鮮度管理術を解説します。

1. 導入:参考文献は「答え合わせ」のリストではない
審査員が申請書の「研究背景」や「参考文献リスト」を見る際、何をチェックしているかご存知でしょうか。
彼らは、あなたが引用した事実が正しいかどうかだけを見ているのではありません。「この申請者は、いつの時代を見て研究しているのか」という時間軸を診断しています。
もし、あなたの参考文献リストの最新年が「2018年」や「2019年」で止まっていたら、審査員はこう判断します。
「この研究者は、ここ数年の劇的な進歩(AIの台頭、新計測法の登場、パンデミック後の社会変容など)を無視している。つまり、この研究課題はすでに誰かが解いているか、もはや時代遅れである可能性が高い」
参考文献の鮮度は、情報の正誤以上に、申請者の現役感を証明する最重要パラメータです。
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