「収まらないからフォントを小さくしよう」は最悪の悪手です。文字を小さくすると、審査員の読む気も小さくなります。1.材料を出し切る、2.論理で削る、3.骨組みを配置する、4.最後に物理で詰める。この4ステップを守れば、11pt・行間18ptのまま情報は必ず収まります。

導入:可読性を犠牲にした「圧縮」は自滅行為である
科研費や学振の申請書において、スペースとの戦いは避けられません。「書きたいことが多すぎて枠に入らない」という悩みは、研究に対する熱意の裏返しでもあり、ある意味で健全な悩みです。
しかし、ここで焦って「フォントサイズを10.5pt未満にする」「行間を極限まで詰める」といった強引な手段に出るのは、自殺行為です。文字がびっしりと詰まった黒い紙面は、多忙な審査員に「読みたくない」という強烈な拒絶反応(認知的負荷)を引き起こします。読まれない申請書は、書かれていないのと同じです。
当サイトの推奨設定は、「フォント11〜11.5pt、行間(固定値)16〜18pt」です。これを崩さずに、内容を過不足なく収めること。それが採択される申請書の「美しいレイアウト」の絶対条件です。
今回は、溢れる情報を整理し、読みやすさを維持したまま指定スペースにピタリと収めるための、プロフェッショナルな4段階のプロセスを解説します。
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