申請書のページ跨ぎ問題。文書作成ソフトの段落設定は、時にページ下部に不自然な余白を生み出します。余白を防ぐために強制改ページを確実にオフにしつつ、推敲によって行残しを解消するのが理想です。

審査員を悩ませる二律背反のレイアウト問題
科研費や学振の申請書をWordで作成する際に、段落がページを跨ぐ際の挙動は独特です。Wordテンプレートの設定次第では、段落の最初や最後の1行だけが別のページに孤立することを防ぐ機能が働いていることがあり、次ページを1行だけにしないように、前ページから1行を送り、結果としてページ下部に1行分の余白が生まれることがあります。スペースが限られている学振や科研費の申請書において大きな余白は非常にもったいないです。一方で、余白を埋めようと設定を変更すると、今度は次のページの冒頭にたった1行だけが取り残される現象が発生します。これは視覚的なノイズとなり、審査員の読むリズムを断ち切ってしまいます。
不自然な余白を残して情報量を減らすべきか、それとも視覚的ノイズを許容してでもスペースを確保すべきか。本記事では、このトレードオフを論理的に整理し、状況に応じた最適な判断基準と、両者のデメリットを克服するための高度なハイブリッド戦略を解説します。
このアーカイブはゴールド会員限定です
この記事は、毎年 5月20日 の当日のみ無料公開されます。
本日は対象外の日付のため、アーカイブの閲覧にはゴールド会員への登録が必要です。
所属機関に有料版をおねだりしませんか?