審査員は賞の価値を知りません。ゆえに、戦略は2つに分かれます。メジャーな」なら、その歴史と競争率を記述し、一点突破の権威で勝負する。マイナーな賞しかなくても悲観は不要。数を揃え、すべてに「上位〇%」とタグ付けすれば、それは単なる小粒な賞ではなく、揺るぎない勝ち癖という才能の証明に変わります。

1. 導入:情報の非対称性が生む「2つの勝ち筋」

前述の通り、審査員はあなたの分野の賞のランクを知りません。これはリスクであると同時に、最大のチャンスでもあります。
なぜなら、提示の仕方次第で、あなたの実績を自在にプロデュースできるからです。

受賞歴の記述には、手持ちのカードに応じた明確な2つの戦略が存在します。

  • 【権威活用戦略】:誰もが認める(あるいはそう見せる)大きな賞を一つ持っている場合。その「格」を徹底的に説明し、ハロー効果(後光効果)で全体を輝かせる。
  • 【実績積上げ戦略】:特筆すべき大きな賞はないが、小さな賞(ポスター賞や学内表彰)が複数ある場合。それらを束ねて「常に上位にいる」という一貫性を証明し、数の論理で制圧する。

最悪なのは、この戦略を混同し、すごい賞をあっさり書いたり、小さな賞をただ羅列して「小物感」を出してしまうことです。

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