研究者にとって自明な「AならばB」も、専門外の審査員にとっては断崖絶壁に見えることがあります。この論理の飛躍は、あなたの脳内にある暗黙の前提を言語化していないことが原因です。審査員の手を取り、丁寧に段差を埋める「階段」の設計図を解説します。

導入:審査員はあなたの脳内を覗けない
申請書を読み進める審査員の理解が止まる瞬間があります。それは、文章の前後関係において「なぜ急にその話になるのか?」と疑問を抱いた時です。一度つまずいた審査員は、警戒心を強め、その後の記述に対しても懐疑的な目を向けるようになります。
研究者は、自身の専門領域に深く没入しているため、自分にとって自明な前提条件や、業界の常識的な推論プロセスを、無意識のうちに省略してしまうのです。あなたにとっての「一歩」は、背景知識を持たない審査員にとっては、飛び越えられない「断崖絶壁」となり得ます。
本記事では、この「論理の飛躍」を検知し、審査員が迷いなく読み進められるよう、情報の階段を丁寧に架ける技術について解説します。それは単なる親切心ではなく、あなたの論理的思考能力を証明する重要なプロセスです。
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