流行≒激戦地です。かといって、奇をてらうだけでもうまくいきません。
「オズボーンのチェックリスト」を応用し、論理的に思考をずらして思考実験することで、審査員がハッとする未開拓の領域が見えてきます。

1. トレンドという「思考停止」の罠
多くの研究者が申請書を書く際、「今、この分野が熱いから」という理由でテーマを選定しがちです。AI、DX、SDGsといったバズワードを散りばめれば、さも現代的で重要性が高い研究であるかのように錯覚してしまうのです。
しかし、審査員はその分野のプロフェッショナルであり、同じようなキーワード、似通ったアプローチの申請書を何十通と読まされています。その中で「トレンドに乗っただけの研究」は、審査員の記憶に残らないばかりか、「またこの話か」という埋没のリスクを招きます。
「学術的独自性」とは、流行を追うことではありません。むしろ、大勢が向かっている方向とは異なるベクトルにこそ、真の鉱脈が存在します。しかし、単にへそ曲がりなことを書けばよいわけではありません。必要なのは、論理的必然性に裏打ちされた「戦略的な逆張り」です。
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