申請書の「仮説」と「データ」には根拠と検証が必要です。 根拠のない仮説は「論理的飛躍」であり、仮説のないデータ収集は「手段の目的化」です。 予備データから仮説を導き、仮説に基づいて次の計画を進めるという、論理サイクルの記述法を解説します。

1. 論理の「断絶」が不採択を招く
研究計画の審査において、審査員は「この研究は論理的に破綻していないか」を最優先でチェックします。その際、最も頻繁に指摘される瑕疵(かし)が以下の2点です。
- 根拠の欠如:
「AはBであると考える」という主張に対し、「なぜそう言えるのか?」という前提事実が示されていない。これは科学的な仮説ではなく、単なる応募者の主観的推測と見なされます。 - 目的の欠如:
「データを網羅的に収集・解析する」という行動に対し、「何を明らかにしたいのか?」という検証対象が示されていない。これは研究計画ではなく、単なる作業手順書と見なされます。
本記事では、比喩を用いず、これら二つの論理的断絶を具体的にどう修正すべきか、Before/After形式で解説します。
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