「世界を変える研究」でも、審査員が読めなければただのゴミです。
科研費審査には4つの関門があります。「①提出→②可読性→③理解→④評価」。多くの不採択は、④のアイデア勝負の前に、②の「文字が詰まりすぎ」や③の「何が言いたいか不明」で足切りされています。土俵に上がるための「通過儀礼」を解説します。

1. あなたのラブレターは開封すらされていない
科研費の不採択通知を受け取った時、多くの研究者はこう思います。
「私の研究アイデア(中身)が、審査員に否定されたのだ」と。
しかし、審査員経験者としての立場からすると、その認識は半分以上間違っています。あなたの研究が否定されたのではなく、「そもそも、何が書いてあるのか理解する土俵にすら上がれなかった」ケースが大半なのです。
申請書作成は、一方的に書きたいことを書く日記ではありません。多忙を極める審査員(同僚)に対し、あなたの主張を脳内にインストールさせるためのプレゼンテーションです。
「良い研究なら伝わるはずだ」というのは傲慢な幻想です。本記事では、申請書が採択に至るまでに通過しなければならない「4つの関門」を定義し、多くの人が躓くポイントを可視化します。
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