審査員は毎回変わるので「区分を変えたら採択された」は単なる結果論です。
しかし、その区分が共有している暗黙の前提と、あなたの研究が提示する「新しさ」の定義が合致しているかで、採択率UPは可能です。審査員ガチャを乗り越えるコツを解説します。

1. n=1の成功体験を信じるな
「小区分を変えたら採択された」という話はよく聞きますが、それが区分の変更によるものなのか、単に、その年の審査員との相性が良かった(あるいは前年の審査員が悪かった)だけなのかは、誰にも検証できません。
審査員は基本的にランダム(※一定のルール内で選出されるが、誰に当たるかは運)であり、人間の主観で採点される以上、科研費の採否は常に不確実性が含まれます。このノイズをゼロにすることは不可能です。
しかし、投資の世界で市場の変動を予測できなくても「ポートフォリオ」でリスクを管理できるように、科研費においても「ノイズの影響を最小化し、評価される確率を構造的に高める選択」は存在します。
それは、「どこが倍率が低いか(空いているか)」を探すことではなく、「自分の研究の価値が、最も高値で取引される市場はどこか」を見極めることです。
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