医学 
概要 指定された疾患領域の研究(全4課題)に関する新しい創薬アイデア(創薬コンセプト、創薬技術等)
期間 2024年6月3日~2024年7月30日 (募集終了)

金額 1300万円
0000


助成財団
武田薬品工業株式会社(たけだやくひんこうぎょうかぶしきがいしゃ)
タケダオープンイノベーション「COCKPI-T Funding 」

助成詳細
■課題1:以下の神経系の疾患に対する画期的な治療アプローチを可能にする提案。例えば、
新規治療ターゲットや患者層別化/治療予測バイオマーカーなどに関する研究
革新的な創薬アプローチ/メカニズムに基づいた創薬ヒットまたはリード化合物の探索(invivoデータのあるものを優先)
病気の診断と患者の層別化のためのinvitro/invivoイメージングプローブの発見
【対象とする神経系疾患】
筋萎縮性側索硬化症
前頭側頭葉変性症
アルツハイマー病
パーキンソン病
多系統萎縮症
脳アミロイドアンギオパチー
ハンチントン病
運動失調症(Ataxia)
筋強直性ジストロフィー1型
デュシェンヌ型筋ジストロフィー
顔面肩甲上腕型ジストロフィー
シャルコー・マリー・トゥース病1A型
重症筋無力症
サルコペニア
てんかん脳症
上記以外のリピート病
■課題2:ヒトの病態生理または生理学上の根拠に基づく革新的な中枢疾患治療アプローチ及び疾患の再分類を可能にする研究。例えば、
自己抗体・自己免疫による神経障害
脳の老廃物除去能の低下
血液脳関門の機能低下
細胞内小器官の機能や恒常性の低下
DNA損傷の蓄積
RNA異常
疾患に対する抵抗/保護因子(レジリエンス)
液-液相分離
グリア細胞の機能異常
以下の疾患は対象外とします:
多発性硬化症、急性虚血性脳卒中、急性外傷性脳損傷、脳血栓症、脳出血、脊髄損傷、疼痛、視神経脊髄炎
■課題3:中枢及び神経筋疾患を対象とする医薬品の創出を加速する新規基盤技術
核酸医薬品に関する新規技術基盤の確立と検証
核酸医薬品の薬効、選択性、安全性、持続性を改善する技術(新規修飾核酸や新規コンストラクト等)
核酸医薬品を選択的に組織に輸送する薬物送達技術(血液脳関門や血液神経関門を貫通できる技術、IT投与による脳深部への送達技術、特定の臓器移行回避技術、薬物送達を促進するデバイス)
核酸医薬品のinvivoでのPK/PDを予測する技術
合成化学技術に関する新規技術基盤の確立と検証
革新的な合成化学技術(高化学選択性・高収率・高速反応(光反応、電解反応、flow反応含む)、生体直交化学反応や新規のコンジュゲーション技術等)
化合物の物性(溶解度等)を改善させる汎用的手法の開発(ホストゲスト複合体、共結晶等)
人工知能、機械学習、分子シミュレーション技術、オートメーション技術の創薬応用
反応/合成ルート最適化、スケールアップ合成への適用
標的への新規作用機序や薬理活性・副作用予測
バーチャル(insilico)スクリーニング技術
臨床外挿性の高い新規バイオマーカー探索
■課題4:オンコロジー
疾患領域
固形腫瘍(特に肺がんおよび消化器がん)
血液悪性腫瘍(特にAML)
募集する研究領域(上記のがん種に関連した研究テーマを特に優先)
ヒトおよび患者由来の試料・情報を用いたdata-drivenな新規治療標的の同定(単一細胞・空間解析CRISPRscreenAI/MLによる各種データの統合解析など)
腫瘍微小環境を制御する新規なアプローチ(腫瘍細胞内因性、間質、免疫細胞等を標的とするもの)
自然免疫に関わる細胞治療もしくはエンゲージャーに関する新規技術(薬効増強・補完的に働くもの)
腫瘍および標的の間質/免疫細胞に対する新規薬物送達技術(選択性・安全性・免疫原性などに関する差別化が望ましい)
ヒトへの外挿性の高い新規動物モデル(ヒト化モデルなど)、もしくはヒトおよび患者由来の細胞を用いたinvitro/exvivo評価系(腫瘍中の空間的情報を保った再構成系・オルガノイドなど)


金額など
間接経費を含め最大1300万円(相当額)程度

応募資格
日本、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリアおよびニュージーランドの大学、公的な研究機関、企業等に所属する研究者
※ご所属大学・機関・企業等との契約を予定しております。

年齢制限 
地域制限 
助成期間 1月頃から1年間
 その他 
応募方法 オンライン

有料会員のお誘い

その助成金申請、もっと戦略的にしませんか?

研究そ進めるためには、研究費が不可欠です。しかし、多忙な中で本当に採択されやすい助成金を見つけ出すのは至難の業。有料会員*なら、戦略的な申請が可能です。
*シルバー会員とゴールド会員で利用できる機能の範囲が異なります。

  • 過去の実績で「採択率50%以上」といった“狙い目”の助成金だけをリストアップ
  • 「期待値100万円以上」など、期待値順での並べ替え、費用対効果の高い申請先を即座に発見
  • 応募者数・採択数から、今年の競争率を予測

多数の助成金にデータがあります

全 914 の財団のうち、以下の数の有料会員向けデータが登録されています。
応募者数データ 482 (52.7%)
採択者数データ 739 (80.9%)
採択総額データ 566 (61.9%)
期待値データ 417 (45.6%)
採択率データ 475 (52%)
平均配分額データ 565 (61.8%)
充足率データ 563 (61.6%)

有料会員に登録して、申請先の選定にかかる膨大な時間と労力を節約しませんか?
会員ページからいつでも解約可能です。
長年のノウハウを凝縮した「#科研費のコツ」も全記事読み放題です。